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フェンダーギターコレクション ストラトキャスター

ストラトキャスターといえば、誰しもがその形とイメージを頭に描けるほどポピュラーなギターとして有名です。
レスポールと肩を並べ、ロック業界を引っ張ってきた2大ギターとまで言われるのがストラトキャスターです。

レオ・フェンダーとフレディ・タバレスが開発し、テレキャスター発売4年後の1954年に発売されました。
テレキャスター開発で得られたデータなどをもとに音質、形状、生産性を発展させたものです。
ストラトキャスターで新たに開発された技術として、ダブルカッタウェイ構造のボディと3列のシングルコイルピックアップの装備、シンクロナイズドトレモロユニットの3つが代表的。

・ ダブルカッタウェイボディ
 これまでにも、高音域部分(ハイフレット)が弾きやすいようにするためのボディカットは主流であったが、ストラトキャスターでは、ストラップ使用時のバランスなどを向上させるため、低音弦側のボディもカットしたダブルカッタウェイを採用している。
 ボディ裏側には人の腰や膝が当たる部分も削ってあり、プレイヤーとギターのフィット感も向上させている(コンタードボディ)

・ シングルコイルピックアップ
 指板側からブリッジまでの間に3つのシングルコイルピックアップを装備し、つまみでそれぞれのピックアップからの信号をセレクトできるようになっている。この構造がストラトキャスター特有の高い音域の伸び、プレゼンス域の鮮やかさを実現している。

・ シンクロナイズド・トレモロユニット
 当時としては革命的な変化と称されたのがこのシンクロナイズドトレモロユニットというブリッジ構造です。
ブリッジの深部にはスプリングが装備されており、弦の張力と拮抗して音程を保つような設計になっている。このブリッジにはアームを装着しスプリングを意図的に伸び縮みさせる事で音域の上下(ビブラート)ができるようになっている。
ストラトキャスター クラシック50
フェンダーギターコレクションで再現されているストラトキャスター
57年 2トーンサンバースト  57年 ブラック
62年 3トーンサンバースト  62年 レイクプラシッドブルー
70年 3トーンサンバースト  70年 オリンピックホワイト

フェンダーギターコレクション ストラトキャスターラインナップ

    一つのギターから一つのジャンルへ… スポンサードリンク

世界的に流行したロックシーンで、たくさんのアーティストがストラトキャスターを手にしプレーしたことによって、ストラトキャスターという存在は一つのギターの名称から、ロックジャンルや同型のギターを総称する一つのジャンル名にまでなりました。

現に、フェンダー社以外にもストラトキャスターと同型のギターをストラトキャスタータイプとして販売している。
有名なところではアイバニーズやグレコがそうです。
今では数百種のストラトキャスター(タイプ)ギターが販売されており、すべてを紹介するのは不可能なほど。

その後は、あらゆるアーティストが好みにカスタマイズ仕様した、「シグネイチャーモデル」が流行し、現在に至ります。


フェンダーのストラトキャスターは、数あるギターの中でもヴィンテージにつけられる値段が圧倒的に破格なことも有名です。その中でも、1954年から1965年前半までのストラトキャスターは一般的に「Pre‐CBS」と呼ばれ、その値段は数百万から1千万を超える値段がつけられるケースもあります。
Pre-CBSとは、フェンダー社が1965年にCBS社に買収され、買収後のギターはヘッド部分などのデザイン変更がなされたために、買収以前の初期スタイルのストラトキャスターが一時製造されなかったために呼ばれるようになりました。
そのほかにも、フェンダー社が日本に進出し、フェンダージャパンとして操業を開始した時期に作られたものを「ジャパンヴィンテージ」と呼び、日本国内では独自のマーケットを形成している。
フェンダーギターコレクションでも再現されている57年のストラトキャスターは、現在でも復刻版として完全再現されている。

ヴィンテージの持つ「風格」を求めるコレクターには向かないが、一プレーヤーとしてヴィンテージを求めるのであれば、57年ストラトキャスターを再現した

「Vintage Hot Rod」シリーズがお勧めだろう。

Fender USA Vintage Hot Rod '62 Stratocaster 
日本マーケット限定販売されている、シンラッカーを使用し、62年のストラトキャスターを再現した

「Thin Lacquer」もある。

Fender USA
62 Stratocaster Thin Lacquer
3 Color Sunburst

ストラトキャスターを愛した男
ジミ・ヘンドリックス
ストラトキャスターを蘇らせた ジミ・ヘンドリックス

ストラトキャスターの歴史をを語る上で絶対に欠かせない人物がジミ・ヘンドリックス エクスペリエンスです。

1960年代は、ロックが世界的に流行の兆しを見せ始めます。
そんな中、フェンダー製のギターはレスポールなどの低音の出るギターの出現で、ロックシーンからは忘れられた存在でした。

1966年にジミヘンがデビュー。
そのころはすでにロックでは使われることの少なくなっていたストラトキャスターをマーシャルアンプにつなぎ、最大音量のディストーションサウンドを作り上げたのです。

トレモロアームを使った器用な演奏にロッカーたちは魅了され、ロックに対するストラトキャスターの能力の高さを見せ付ける形となり、一時は生産中止を検討されていたストラトキャスターがさらに世界中に広まるきっかけとなりました。


エリック・クラプトン
ストラトキャスターのクリーントーンの地位を確立したエリッククラプトン
ジミ・ヘンドリックスの影響でストラトキャスターを手にしたのが、エリック・クラプトンです。
エリッククラプトンの場合は、ヘンドリックスとは違い、シングルコイルピックアップの本来の魅力であるクリーントーンを生かした演奏法を確立しました。

それまではあまり使用されることのなかったセンターピックアップを併用することで得られるハーフトーンを多用し、広めたのもエリッククラプトンです。

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