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フェンダーの歴史 ジャズベース/Jazz Bass

ベーシストの永遠の憧れ、プロなら絶対一本は所有していると言っても過言ではないのがジャズベースです。
ジャズベースは1960年に発売された、レオフェンダーが設計、開発した2機種のベースです。

1951年に発表された、同じくレオフェンダーが設計、開発した1機種目のベースであるフェンダープレジションベースの後発機で、各パーツ、構造の改良により、さらにサウンドバリエーションの拡張、操作性の向上が実現されています。
1951年のプレシジョンベースの発売からおよそ9年後に発売されたジャズベースは、プレシジョンの開発で培われた技術をさらに進化させた形として登場しました。
大きな変更点は、ピックアップの増設、ソリッドボディの形状の発展でしょう。

・シングルコイル1基から2基への増設
プレシジョンベースがシングルコイルピックアップ1基搭載なのに対し、ジャズベースは2基の搭載に仕様が変更されました。
これにより、フロントとリアのピックアップのバランスを調節することにより、音のバリエーションが格段に増加しました。
さらに、この2つのピックアップの位相が反対になるよう設計されているため、シングルコイルピックアップの弱点であるノイズの減少、抑制にも成功しました。

・ソリッドボディのカッタウェイ変更
プレシジョンベースと同様、アルダー材、アッシュ材を使用したソリッドボディですが、各部分のカッタウェイやR加工の増加により、軽量化と演奏者の体に楽器がフィットするように改良されています。

それまで、シンプルな構造のシンプルな音質でしかなかったエレクトリックベースが、フェンダーのジャズベースによって徐々にメインとしても注目されるようになり始めます。
今でこそベースも人気の楽器ですが、ロックシーン初頭の1950年代は、まだまだマイナーな楽器で、縁の下の力持ちやただのリズム楽器でしかないとまで言われていました。
フェンダージャズベース3カラーサンバースト

フェンダーベースを世に広めた2人のスーパーベーシスト

ジェームス・ジェマーソン ジャコ・パストリアス
1960年代に一大ヒットとなるモータウンレーベル(現モータウンレコード)で、59年からスタジオミュージシャンとしてレコーディングに携わっていたのがジェームズ・ジェマーソンです。
62年には専属契約のレコーディングスタッフとしてモータウンに在籍。
ジャコ・パストリアス 1976年にウェザーリポートのベーシストとしてジャズベースと共に登場。
彼のベース奏法はそれまでにはなかった斬新かつ衝撃的なものだった。
独特な16ビートの奏法を確立し、以後はそれが発展し、単なるリズム楽器ではないベースの魅力を発信した。
スタジオミュージシャンという裏方の仕事にもかかわらず、数々のスターのレコーディングを仕切った偉大なベーシストです。
当時のスタジオ関係者は「ジェームスが曲のフェイド・アウト部分で立ち上がった時、それが次の曲に移るキッカケであり、ベストテイクの印だった」という言葉を残している。

ジェームスはフェンダーのプレシジョンベースを愛し、数々のレコーディングをプレシジョンでこなし、「ファンクマシーン」との異名を持つ。
彼のそれまでにない大胆なベースプレイは後の著名ベーシストたちに多大な影響を与えたのは言うまでもない。
ジェームスの影響を受けたと認めているアーティストは、ポールマッカートニー(ビートルズ)、ジョンポールジョーンズ(レッドツェッペリン)、ジャックブルース(Cream)、スティービーワンダー、マイケルヘンダーソンなど挙げるときりがないほど。

まだまだ地味な楽器だとされていたベースの可能性を世界に知らしめた名プレーヤーである。
デビュー当時からジャズベースを愛したジャコは、1960年製と1962年製のジャズベースを使用していました。
62年製のジャズベースは有名である。

1970年前半に指版のフレットを取り、フレットレスへと改造した。その際、フレットをラウンドワウンド弦の摩擦から守るために、当時の船舶に使用されていた塗料である「マリーン・エポキシ」という樹脂塗料を指版に施していた。

このベースは、現在でもフェンダー・アーティストシグネイチャーモデルのジャコ・パストリアス ジャズベースとして再現されている。
このベースは、当時のジャコのフレットレス仕様のジャズベースをジャコの楽器テクニシャンとフェンダーカスタムショップが共同で作成したシグネイチャーベースで、ジャコ自身が最も愛用していた3カラーサンバーストのフレットレス・ジャズ・ベースを塗装のはげや傷に至るまで復刻した逸品。

当然、指版にはジャコと同様エポキシ樹脂塗装が施されています。
1970年代にはロックシーンが世界的に浸透し、完全にひとつのジャンルとして定着した。
そのころのロックベーシストの多くがフェンダーのジャズベースを使用していたのは言うまでもない。
フェンダーのジャズベースを使用している有名アーティストは、エアロスミスのトム・ハミルトンやレッドホットチリペッパーズのフリー、ジミヘンドリックスエクスペリエンスのノエル・レディングなど…
ショップインフォメーション
CBS買収直前に生産されたモデル。
非常に良いコンディションで、サンバースト・カラーも色濃く当時のままを残しています。ローズウッド指板はラウンド貼り。デビュー当初のフラット貼りは、ローズウッドのカラーがサウンドにはっきりと出て、非常に甘い音色が特徴的ですが、比べてこちらはローズウッドが薄くなり、立ち上がりの良いアンサンブル時に際立つ扱いやすいサウンドです。

Fender USA
1965年製
Jazz Bass
3color sunburst
艶消しのアイス・ブルーメタリック・フィニッシュは”WLS”と呼ばれるカスタムショップ独自のもの。アルミニウム・ピックガードによる精悍なルックスに、アクティヴ回路搭載による幅広いサウンド、”ゼロ”フレットによるスムースなフィンガリングが特徴です。
マスタービルダー”デニス・ガルスカ”による世界限定50本の”ゼロ”フレット・ジャズベース。日本国内への入荷は僅か3本のみの超レアアイテムです。

Fender USA
CUSTOM SHOP LMBS Zero Fret Vintage
Jazz Bass Built
by Dennis Galuszka

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